あどけないこと

~病気療養中のそれとない日常~

プール教室の思い出

プール教室の様子

平日の市民プールでは、プール教室が開かれている。

僕はその脇のフリーゾーンで、ひたすら足腰と肩を動かすウォーキングをしているところ。

てっきり教室は、美容エクササイズとか、筋力低下防止運動とか、そういった類のものかと思っていたら、ガッツリ泳ぐための教室だった。

バタフライの足の練習とか、平泳ぎの足をどのタイミングで力を入れると進むようになるとか、隣で聞いて試せば、為になりそう。

そう言えば昔、小学生の高学年の時にプール教室に通っていたなあと。いや、通わされていたなあと。

泳げなかった

昔住んでいた地区の小学校は、プールに力を入れていて、夏休の期間も開放されて泳ぐことが出来た。

定期的に行われるテストに合格すると、上の級に進んで、水泳の帽子に線が入って行く。そして僕はさっぱり泳げなかった。

そのため、幾度となくの補習教室に参加させられた上に、結局泳げないので、プール教室に入れられた。

誰一人として知り合いのいないところに行くのって、心細い。

しかし習い始めると意外なもので、楽しくなることも、友達が出来ることもなかったけど、何故かどんどん泳げるようになり、2年ぐらいで上級コースに進むことになった。

上級コースになると、時間帯も遅くなるし、上級生や中学生に混じって泳ぐことになり、困った。

身体の大きさが違うので、一生懸命に泳いでも、遅くて途中で後ろから追いつかれるのである。ここで初めて、心から辞めたいって思い、やっとそれが許された。

プールでの楽しみ

今もこうしてプールでのリハビリに通っているけれど、100円玉を見ると思い出す。

そのプールへ通うことの唯一の楽しみは、コインロッカーから戻ってくる100円を使って飲み物を買って良いことであった。

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最初は飲み物を買っていたが、同じ100円でアイスが買える事に気づく。

プールにセブンティーンアイスというアイスの自販機があって、そのアイスの中のチョコミントという味に、子供ながら魅了されてしまった。

我が家にはお小遣いと言うものが存在しておらず、自分で自由にお金を使うことが出来たのは、この機会だけだった。それにもかかわらず、ずーとチョコミントを食べ続けた。

 あのアイスを食べるために、プールに通っていたと言っても過言ではなかった。(きっと他にも、同じ理由でプール教室に通っていた人がいるはず)

懐かしい思い出である。

ちなみに今はと言うと、自動販売機で商品を買うようなセレブにならなかったので、セブンティーンアイスを食べる機会が無い。