塩大福の元祖を味わう@巣鴨
おみやげ探し
前回の記事では、巣鴨の「とげぬき地蔵尊」に参拝して、「古奈屋」のお店で「カレーうどん」を味わいました。
次は、実家へのお土産を探します。
巣鴨には、どんな名物があるのでしょう。
インターネットで検索をすると、このページにおすすめが7つ程。
- みずの 「元祖 塩大福」
- 喜福堂 「あんぱん」
- フレンチパウンドハウス 「ブラン/ ルージュ 」
- タカセ 「アーモンドチュイル」
- 元祖千成もなか本舗 「千成五色もなか」
- わらびもち もとこ 「わらび餅」
- 巣鴨 マルジ 「赤パンツ 各種」
意外とありますね。
元祖 塩大福「みずの」
「古奈屋」さんから駅に戻る途中、左手に見つけたのは、塩大福の「みずの」さん。
お店の前には行列ができています。
のれんに、「元祖」、とあります。
観光地に行くと、「元祖」「本家」「発祥」などのキーワードを、何店舗かで見かけたりしますが、こちらはどうでしょう。
人が途切れず、上手く撮れなかったのですが、読んでみると
みずの元祖塩大福は 昭和38年に 誕生しました。
巣鴨にて一番早く 塩大福を創めたことが 「元祖」の由来です。
とあります。
なるほど。間違いなく「元祖」のようです。
これは、おみやげになりそうなので、「1番人気 塩大福5個入」を買って帰ることにします。
一つ130円、5個入りで650円でした。
横の「きびだんご」も気になるけど、またの機会に。
さらに、商店街を抜けて、駅に行く途中のアーケードには 「元祖千成もなか本舗」さんがありました。
ひょうたん型のモナカの器に、様々な色の餡が入っています。
美味しそう。
次回は、こちらを買ってみようかな。
写真を撮ってこなかったので、気になる方はHPでどうぞ。
なんと、ドメインが「monaka.co.jp」です。
早い段階で取得したのかな。
monakaを持ってるのは凄いですね。
試食レポート
さて、実家に寄って、さっそくお茶を沸かします。
包み紙を開けると、パッケージにも「巣鴨とげぬき地蔵」さんのお姿が。
両親の分と自分の分をお皿に乗せます。
なかなかのボリュームで、食べごたえがありそうです。
まずは、外側の餅部分をひとクチ。
厚みのある大福の皮が、本体から離れまいと必死に伸びをしてきます。
そして、弾力ある歯ごたえの餅の中に、僅かな塩味(しおみ)が感じられます。
これが、塩大福の塩味なのかぁ。
次は、大福の中の餡部分を、豪快に咥えていきます。
普段食べる大福より、控えめな優しい甘さでしょうか。
そして、なんと、餡の甘さの後から塩味が舌に感じられます。
皮部分だけでなく、餡部分にも塩味があるんですね。
控えめな甘さと、ほんのりとした塩味が、大福を食べた後に残る甘ったるさを、一切感じさせない、絶妙な調和を生み出しています。
父と母は以前に食べたことがあるのか、そんな考えながら食べてはいませんでしたが、大変美味しいと満足していました。
ずっしりと一つが大きいのに、この塩味ならもう一つ食べられそうです。
塩大福恐るべし。
しかし、残りの2つはご近所さんに持っていかれてしまいました。
これは、お店の前に行列ができるわけですね。
お土産としておすすめです。
- 元祖塩大福「みずの」は、巣鴨で塩大福を創った元祖で発祥のお店。
- お店の前には行列ができており、一番人気の塩大福5個入は650円
- 塩大福は、皮も餡も、それぞれに塩味が感じられる。
お店を尋ねて「古奈屋」のカレーうどん@巣鴨
カレーうどん
スパイシーなのにクリーミーで、冷凍食品なのに、私の中でのうどんランキング一位に君臨しています。
(ちなみに二位は、「山本屋総本家」の味噌煮込みうどんです。)
いつかお店に食べに行きたいと思い、この度、仙台から食べに行ってきました。
巣鴨地蔵通商店街
地方から東京に行くと、電車の乗り換えに迷うのですが、目的地の「巣鴨駅」は山手線を回っていればたどり着くので安心です。
駅からは、人の流れに沿って出口を降り、人の進む方に歩いて行くと、間もなく「巣鴨地蔵通商店街」が見えてきます。
ご覧のとおり、大変賑わっていました。
新型コロナウイルスの第三波ということで、お年寄りに人気の巣鴨は空いていると思っていたのですが、全く影響が無いようです。
時節柄なのは、有名な「赤パンツ」だけでなく、「赤マスク」も売られていることでしょうか。
海産物やお好み焼き、エビせんなどの屋台が出ている中を、奥に進んで行きます。
おっと、巣鴨にも東北から来ているであろうオブジェが。。
なかなか大きい、等身大サイズ。
東北の観光地、特に温泉に行くと、必ず「こけし」はありますよ。
とげぬき地蔵尊
商店街の真ん中ぐらいには、地蔵通商店街の名前である「とげぬき地蔵尊」があります。
こちらの本堂で授与される「御影」(おみかげ)は、痛いところに貼ったり、のどに骨が刺さったときに飲んだりすると、治るといわれているそうです。
これは、右足が良くなるように貰いに行かなくては。
境内は、お爺ちゃんよりも、お婆ちゃん達の方が多めで、杖を突いている方もいました。
まずは手水舎で身を清めてから、本堂に向かいます。
中は、意外とスッキリしていますね。
ご本尊は、「とげぬき地蔵」として霊験あらたかな「延命地蔵菩薩」とのことです。
残念ながら秘仏だそうなので、お姿を拝見することはできません。
御影
そして、こちらが授与された「御影」。
両親の分も併せて頂いたので、後日、母に渡したところ、お財布に既に持っている物と入れ替えていました。
「本当にお地蔵様が入っている!」
と、古い方を開けてみたそうで((^_^;)なぜ開けた?)、お地蔵様の御姿の紙が5枚入っていました。
ゲームだったら、5回ダメージを受けても大丈夫なアイテムですかね(失礼しました)。
洗い観音
最後に、「洗い観音」という「聖観世音菩薩」を洗っていきます。
こちらの観音様は、水をかけて、自分の悪いところを洗うと治るという信仰があるそうです。
下の水で布を濡らして、密にならないように、左右から二人ずつ洗います。
私は、観音様の右足を丁寧に洗わせていただきました。
以前はタワシで洗っていたため、すり減ってしまい、現在の観音様は二代目とのことです。
古奈屋
やっと本題ですが、「とげぬき地蔵尊」敷地の脇、
上の「洗い観音」の写真の左側の扉が開いていますが、道路を挟んだ向かい側に「古奈屋」があります。
洋風な2軒の建物が見えますが、中は繋がっていました。
右の建物の扉の方から入ります。
この日は昼過ぎまで別の用事があったため、既に2時過ぎ。
さすがに行列はできておらず、すんなり席に座ることができました。
メニューを開くと
創業は1983年。
最初はうどん屋さんで、「カレーうどん」はメニューの一つだったんですね。
自家製ルウ、濃厚カツオ出汁、ミルクにより、まろやかでスパーシーなスープにしていると。
メニュー表では、「カレーうどん」のバリエーションが幾つかあったのですが、
初回なので、ベーシックな「カレーうどん」(1120円)に、ご飯を付けて頼みました。
試食レポート
お、トッピングで「アスパラガス」が載っていますね。
冷凍食品のトッピングは、「油揚げ」「ネギ」「カマボコ」でしたから、だいぶ違いがあります。
そして、スープの色が違います。
ミルクによりか、クリーミーな淡い色合いになっています。
香りは、判断が難しい。
家で調理すると、冷凍からお湯で解凍する過程で、部屋がカレーになってしまうのですよ。
では、スープからお味見を。
おお、これはかなりスパイシーですね。
クリーミーな色合いにだまされますが、冷凍食品バージョンよりも舌と喉に感じるものがあります。
ちょっと、ゼリーを一口。
ゼリーは柚子の皮が散りばめられており、甘さと酸味が程よくスパイスを中和してくれます。
麺は、冷凍食品よりも柔らかいです。
伸びているとかではなくて、生麺としての柔らかさですかね。
麺をチュルリといただき、スープまで全て平らげて完食です。
(・ω・フムフム)…
これが、普段冷凍食品で食べている「古奈屋」のカレーうどんの元々の味なんですね。
お店は全部で5店舗、東京と横浜と韓国。
地方からだと、丸の内か上野か巣鴨か。
時間に余裕があれば、東京出張の際に寄ってみてはいかがでしょうか。
次は、お土産を探します。