あどけないこと

~日常の楽しみ方を探して~

羊に餌をあげてみる@岩沼ひつじ村

海沿いを歩く道

友人が、仙台から松島まで歩いたという話を聞いて、僕もどこか歩きに行ってみようとコースを探したところ、「みちのく潮風トレイル」というページを見つけました。

福島県から青森県までの海に沿ったルートの、幾つかに分けたマップを掲載しているページです。

今回はその中のさらに一部の「仙台空港駅」から「岩沼駅」までのルートを歩くことにしました。

仙台空港駅」から

今日の天気は少し雲があるぐらい。

あまり暑くならずに歩きやすそう。

仙台空港の建物は流線型で、外から見るとなかなかオシャレです。

ここから海に向かって歩いていきます。

江戸時代に作られたという「貞山堀」を渡って

さらに進んでいくと、震災を契機に作られた「千年希望の丘」という場所がありました。

千年希望の丘

ここは、津波によって人が住めなくなった場所を、公園として整備した場所だそうです。

この丘の土台には、震災のガレキが用いられているとのこと。

周囲はその時に植樹した苗木によって、低木の林になっていました。

そしてこちらは慰霊碑で、高さは8mあり、押し寄せた津波と同じ高さだそうです。

オブジェは人と人が支え合うイメージとのこと。

金髪先生で聞いた話かと思いましたが、あちらは人という字は・・・って話でしたね。

中心は鐘になっていて、「鎮魂・記憶・希望」と3回鳴らしてお祈りするそう。

とても良く響く鐘でした。

そのまま更に進み、

海に出ました。

テトラポッドって、近くで見ると巨大ですね。

こんなの良くたくさん運んできたな。

海に沿っては、巨大な堤防がどこまでも続いています。

堤防の上を歩くと、波の音がよく聞こえますよ。

一時間程、この堤防の上を歩き続けましたが、潮風が強いせいか、寒いわけではないのに疲労がたまりますね。

ひつじ村

途中で堤防を降りて、ひつじ村に到着。

案内のオブジェがユニークです。

ひつじ村も、震災後にできた場所とのことでした。

中はこじんまりとした感じ。

入場は無料です。謎のゆるいメロディーが流れていました。

こちらは羊のオブジェらしい。

表に出ていた羊は、全部で10頭ぐらいでした。

こちらは、羊に餌をあげることができるので、やってみます。

200円

バケツに詰めるだけ詰めてください、と言われてので白菜を詰めていきます。

さあ、あげてみましょう。

詰め過ぎて、バケツが写真に写っていない。。

今回は動画で。

羊は野菜に飢えているのか、とても喰い付きが良いです(笑)


あげれば幾らでも食べそうでした。

そして、ここからの帰りは長かった。

ひつじ村から岩沼駅までは、大きな道路沿いの歩道をひたすら歩くという、面白みのないルート。

一時間以上歩きましたが、これは歩いていく場所ではないですね。

【あどけないこと】

  • 岩沼ひつじ村は、岩沼市の海岸沿いにある。
  • 入場は無料で、有料で餌をあげることもできる。
  • 羊は10頭ぐらいで、むしゃむしゃ餌を食べる。

埼玉県民の秘密基地に行ってみる@首都圏外郭放水路

映画「翔んで埼玉」の最後の方で、GACKTさんと二階堂ふみさんが、埼玉県民が集まる地下の神殿に入っていくシーンがありました。

この映画の場面で登場する地下神殿こと、首都圏外郭放水路の見学に行ってきました。

首都圏外郭放水路とは

そもそもあの地下の施設が何のための施設かというと、大雨で洪水が起きそうな際に、中小河川の水を地下に取り込み、余裕のある大きな川に排水する施設だそうです。

その施設は埼玉県の春日部市にあり、有料ですが中を見学できるようになっています。

事前に予約が必要なので、行かれる方は上記HPから予約してくださいね。

龍Q館

当日の受付・料金支払いは、「龍Q館」という首都圏外郭放水路の機能や役割などを紹介する施設で行います。

その日は休館日だったので中の見学はできず、入り口でお金を払って、パンフレットと参加者を示すシールを貰いました。

真ん中は「ダムカード

水を貯める施設だから、ここもダムの一種なのかな?

地下神殿へ

龍Q館」の脇に集合して、施設の説明を受けます。

GWなので、予約枠の人数いっぱいでした。

ここから地下に降りる場所は

この写真「5」の地下神殿こと調圧水槽と「4」の第一立坑の間になります。

地上から下に降りる階段は薄暗くて狭く、螺旋状なのでかなり長く感じました。実際は100段ちょっと。

地下神殿内部

内部は、映画で見た感じの柱が林立する天井の高い施設で、コンクリートの巨大建造物って感じです。

年に5回ぐらいは、実際に稼働しているそうで、その場合はここに降りれない代わりに、上の方から溜まった水が排水されていく姿を見ることができるそうです。

見てみたい気もしますが、大量の泥水が押し流されていく場面は見た目どうなんでしょ。

首都圏外郭放水路AR

次に、ガイドさんから、こちらの施設を楽しむためのARアプリを案内されたので

インストールして試してみました。

この地下神殿に水が徐々に溜まっていくARになっています。実際はこんなキレイな水ではないんでしょうけど。

まあ、これだけのARなので、小ネタですね。

写真の向きの反対側は、第一立坑になってます。

この第一立坑は、トンネルから運ばれてくる水を調圧水槽に送り込む施設です。

下の方が見たかったけど、近づけないように柵がありました。

一時間のコースなので、この地下神殿の中をブラブラして終わり。

物足りないけど、天気が悪くて地下は寒かったから地下にいるのは限界だったかも。

他にも3コースあり、そちらでは立坑やポンプなどを見学できるそうです。

最後に

地下神殿の水は、こちらの江戸川に排水されます。

最寄りの駅からは距離がありますが、天気が良ければ散歩してみるのもいいかもしれませんね。

るるぶ」特別編集?

【あどけないこと】

  • 地下神殿こと首都圏外郭放水路の入り口は埼玉県の春日部市にある。
  • 一時間のコースで中を見学することができ、見学には予約が必要。