皇居一般参観に行ってみる@東京
皇居って入れるの?
江戸城跡が皇居になっているのは知っているけれど、中を見学することはできるの?
ということで調べてみたところ、
「皇居一般参観」という方法で、見学することができるらしい。
宮内庁の上記HPによると、一般参観を行なっている日を探して、事前申請をするか、当日受付をするかの二通り。
今回の都合をつけた日は、事前申請が既に埋まっていたので、当日受付で参観することにしました。
整理券を貰いに並ぶ
「皇居一般参観」は人数制限があるので、当日受付で参観する場合は、事前に整理券を貰う必要があります。
(コロナで人数制限が通常より厳しい)
上記写真の案内によると、午後からの回は13:30の参観開始で、整理券の配布は12:30からとのこと。
12:00に東京駅で友人と待ち合わせて、皇居の「桔梗門」という「東京駅」丸の内中央口から正面を歩いていった先にある門を目指します。
写真真ん中の観光客の覗いている先が「桔梗門」。
この写真の道の反対側が、整理券を貰うために並ぶ場所になっています。
私達は12:10頃にはそこに着いたのですが、既に列が。
前に並んでいたのは20人ちょっとだったので、無事に12:30に整理券を入手できました。
貰った後に行列の先を見てみると、現在の人数制限の70人は並んでいたようで、その時点で整理券の配布は終了になりました。
週末は、配布時間前には並んでおかないと、せっかく来ても入れないかもしれません。
なお、整理券を貰うときに、検温と身分証の確認があります。
こちらがその整理券。
この裏に、氏名、電話番号、どの県から来たかを記入して、受付開始の13:00を待ちます。
・登城
そして整理券を係の方に渡して、いよいよ江戸城の中に登城。
石垣に白い壁、松の木と雰囲気があります。
意外に門は小さいなと思ったのですが、その門をくぐると
ドドーン。これぞ、お城の門というのが出てきました。
この門をくぐって中に入り、「窓明館」という休所で、皇居一般参観のコースの話を聞きます。
下はそのパンフレットを写した「皇居案内図」。
ちょっと見難いですが、これが皇居の全景で、左上には天皇一家がお住まいになられる御所があるそうです。
そして手前の赤い点線が、今回の参観コース。
全景からすると、ほんの入口付近ですね。
でも2キロはあって、1時間のコースになっています。
さすが将軍が住んでいたお城は広いですね。
参観ツアー
さて、こちらの札を首に下げて、宮内庁のガイドの方に続いて歩いていきます。
コロナで人数制限されているとはいえ、結構ぞろぞろでした(笑)。
- 「富士見櫓」
昔はこの櫓から、富士山が見えたらしいです。
撮影スポットらしく、この角度からも写真をどうぞと案内されました。
- 「宮内庁庁舎」
歴史ある感じですね。
今も使われている建物です。
- 「宮殿」
日本にも、「宮殿」という建物があるんですね。
写真では帳が降ろされていますが、お正月に天皇一家が手を降る場所だそうです。
建物の手前に白い線が見えますが、そこまでが近づいて良い所とのこと。
前に進んで行き
お正月に一番に来た人は、この距離感から天皇一家を見ることができるそうです。
珍しい形の街頭。時代に合わせてLEDになっているらしい。
- 「伏見櫓」
- 「宮殿」反対側から
参観ツアーはここで桔梗門の方に戻って終了。
案内してくれたのは、宮内庁の職員の人だと思うのですが、参観ガイド歴○○年なのか、笑いどころも作った見事なものでした。
天守閣跡
なお、皇居の敷地の「皇居東御苑」(「皇居案内図」の写真の右側)は、予約をしなくても入れるので、ついでに寄っていきます。
(ゲートで検温と荷物チェックはあります)
- 「番所」の屋根
江戸城跡の公園なので、葵の御紋があります。
参観コースの方は、菊の御紋になってました。
石垣好きの人のために近くから
この石垣は、3度目の天守閣が江戸城大火で燃えた跡に、4度目の天守閣を作ろうと作った石垣なのですが、結局天守閣は再建されなかったそうです。
一部、焼けた跡の石を再利用したそうで、黒い石が残っています。
【あどけないこと】
- 皇居の中に入れる「皇居一般参観」は、事前申請をするか、当日受付で整理券を貰って入るかのどちらか。
(参観可能な日が決まっているので、事前にHPで確認する必要あり) - 皇居中は、自由に歩き回れるのではなく、決められた参観コースをガイドさんの案内でまとまって歩く。
- コースは、富士見櫓、宮内庁庁舎、宮殿、伏見櫓など。2キロ1時間強。