埼玉県民の秘密基地に行ってみる@首都圏外郭放水路
映画「翔んで埼玉」の最後の方で、GACKTさんと二階堂ふみさんが、埼玉県民が集まる地下の神殿に入っていくシーンがありました。
この映画の場面で登場する地下神殿こと、首都圏外郭放水路の見学に行ってきました。
首都圏外郭放水路とは
そもそもあの地下の施設が何のための施設かというと、大雨で洪水が起きそうな際に、中小河川の水を地下に取り込み、余裕のある大きな川に排水する施設だそうです。
その施設は埼玉県の春日部市にあり、有料ですが中を見学できるようになっています。
事前に予約が必要なので、行かれる方は上記HPから予約してくださいね。
龍Q館
当日の受付・料金支払いは、「龍Q館」という首都圏外郭放水路の機能や役割などを紹介する施設で行います。
その日は休館日だったので中の見学はできず、入り口でお金を払って、パンフレットと参加者を示すシールを貰いました。
真ん中は「ダムカード」
水を貯める施設だから、ここもダムの一種なのかな?
地下神殿へ
「龍Q館」の脇に集合して、施設の説明を受けます。
GWなので、予約枠の人数いっぱいでした。
ここから地下に降りる場所は
この写真「5」の地下神殿こと調圧水槽と「4」の第一立坑の間になります。
地上から下に降りる階段は薄暗くて狭く、螺旋状なのでかなり長く感じました。実際は100段ちょっと。
地下神殿内部
内部は、映画で見た感じの柱が林立する天井の高い施設で、コンクリートの巨大建造物って感じです。
年に5回ぐらいは、実際に稼働しているそうで、その場合はここに降りれない代わりに、上の方から溜まった水が排水されていく姿を見ることができるそうです。
見てみたい気もしますが、大量の泥水が押し流されていく場面は見た目どうなんでしょ。
首都圏外郭放水路AR
次に、ガイドさんから、こちらの施設を楽しむためのARアプリを案内されたので
インストールして試してみました。
この地下神殿に水が徐々に溜まっていくARになっています。実際はこんなキレイな水ではないんでしょうけど。
まあ、これだけのARなので、小ネタですね。
写真の向きの反対側は、第一立坑になってます。
この第一立坑は、トンネルから運ばれてくる水を調圧水槽に送り込む施設です。
下の方が見たかったけど、近づけないように柵がありました。
一時間のコースなので、この地下神殿の中をブラブラして終わり。
物足りないけど、天気が悪くて地下は寒かったから地下にいるのは限界だったかも。
他にも3コースあり、そちらでは立坑やポンプなどを見学できるそうです。
最後に
地下神殿の水は、こちらの江戸川に排水されます。
最寄りの駅からは距離がありますが、天気が良ければ散歩してみるのもいいかもしれませんね。
「るるぶ」特別編集?