「ロウリュ」の「熱波」を浴びてみる@キュア国分町
ロウリュ
冬の寒い中、遠くに出かけたくはない、けれど、どこかには行きたい、ということで「ロウリュ」体験に行ってきました。
「ロウリュ」とは、wikiによると、
「ロウリュ」は、フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴法の一つである。
熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げて発汗作用を促進する効果がある。サウナストーンに掛ける水には、アロマオイルなどが加えられる。
とのこと。
日本ではこの「ロウリュ」に、ドイツから来た「アウフグース」という、立ち昇った蒸気をタオルなどで仰ぐ入浴法が取り入れられているようです。
キュア国分町
今回体験に行ってきたのは、「東北初 ロウリュ」を謳っている「キュア国分町」さん。
サウナが充実したカプセルホテルです。
近くに目安となる「東北公済病院」がありますが、そこから細い路地に入るので、スマホのナビで出かけた方が良いです。
館内は、1階が受付、2~3階がカプセルホテル、4階がリクライニングスペース、5階がお風呂とサウナです。
受付で、館内着とタオルを受け取り、着替えてお風呂に向かいます。
お風呂は、露天と内風呂、水風呂、ドライサウナ、ミストサウナ、洗い場があり、壺湯が無いだけで、スーパー銭湯と変わらない感じ。
洗い場で身体を清め、露天風呂で体調を整え、ロウリュに望みます。
ロウリュ
この施設で「ロウリュ」が体験できる時間は、17:00と20:00(休日のみ)。
1回12人限定とのこと。
どんな感じに始まるのか分からなかいため、サウナ近くの椅子に座っていたところ、15分前ぐらいから裸の男が立ち始めたため、私も列に並びます。
タオルだけ持って、裸の男が列になって並ぶ光景は、なんだか不思議ですね。
前の人に習い、タオルを肩にかけ、腕組をして全裸待機します(笑)。
時間になり中に入ると、サウナは4段になっていました。
3人ずつ各列に座ります。
私は下から3段目の真ん中に陣取りました。
さて、いよいよ始まるに当たり、「ロウリュ」の説明ということで、担当者2人の自己紹介です。
「本日担当しますのは、○○と☓☓です。」と、「熱波」Tシャツを着た店員さんの紹介があると、参加者から一斉に拍手が。。
よろしくお願いしますってことでしょうか。
無理をしないこと等の説明がなされ、口の中に入れる氷が2個ずつ配られました。
「まずは、焼けた石の上に水をかけて、蒸気を発生させます。」
「サウナの温度90度ぐらいですが、体感温度100度ぐらいに感じるようになります。」
とのこと。
この日はアロマとしてミントの香りの蒸気でした。
(チョコミントは好きなんですが、ミントの香りは苦手です・・・)
さて、写真が撮れないので、実際どんな感じかは、キュア国分町さんが掲載している、こちらのYouTube動画を御覧ください。
熱波
大きくタオルを回して室内に蒸気が循環されると、「熱波」の時間です。
片方の人は大きな団扇で、もう片方の人は大きなタオルで、会場を半分ずつを担当して10回ずつ「熱波」を送るようです。
ここは両手を上に挙げて、全身で「熱波」を浴びましょう。
「熱波」が通ると、熱を帯びた風が送られてくるというだけでなく、熱の壁がものすごい勢いで自分を通り抜けていくような感じです。
顔だけでなく、全身が熱くなり、直ぐに汗がブワッと吹き出てきます。
10回って結構しんどいですね。5回でも良いかも。
それに、座る場所に失敗しました。
他の人に送る熱波の余波が来るのですが、真ん中の辺りにいると、両サイドの人向けの熱波と、下の段にいる人向けの熱波が来るんですよ。。
全員が終わると、ここで氷と冷やしタオル配布のクールダウンタイムがあり、さらに、もう10回ずつ全員に「熱波」が送られます。
もう汗だく(^_^;)
によってはこの10回を数える際に、手拍子が起こり、謎の一体感がさらに醸し出されるとのこと。
最後は、ありがとうございましたの拍手が起こり、我慢しきれない者から順に、というか、ほぼみんなが水風呂へと向かい、限界に達した身体を冷やします。
熱き戦いでした。
最初はこの後の20時の回にも参加しようと思っていたのですが、体力的にもう十分です。
リクライニングフロア
お風呂でリフレッシュした後は、リクライニングフロアで横になって、身体を休めます。
フロアの壁沿いが漫画棚でいっぱいでした。
テレビの前に積んでさぞ読みふけったのだろうと思いきや、身体が脱力していて、漫画をめくるものの、あまり進みませんでした。
エネルギー充電のため、横の食事処で夕食もいただきます。
なかなか豪勢。
味付けは濃い目で、サウナで汗を流した分、塩分も補給ですね。
冷たいものをイッキ飲みするとお腹壊しそうだったので頼みませんでしたが、サウナー御用達「オロポ」なるものが気になりました。
オロナミンCとポカリスエットを混ぜて飲むのが、流行っているそうです。
サウナですっかり脱力したせいか、周りに人がいてもあまり気にならず、リクライニングチェアでたっぷり休めました。
サウナ施設は今まで、ガテン系の人が行くところというイメージから使ったことありませんでしたが、リフレッシュするのに良いかもしれません。
仙台市内だと他に、国道286号沿いの「やまびこの湯」や、六丁の目の「サンピア」でも「ロウリュウ」が開催されているそうです。
- 「ロウリュ」は、熱したサウナストーンに水をかけて、熱い水蒸気をサウナに発生させ発汗作用を促す入浴法。
- この熱い蒸気をタオルで「熱波」として送るという、熱いイベントがある。
- その後の水風呂と併せて、リフレッシュされること間違いなし。